外壁塗装と屋根塗装の目的はほとんど一緒ですが、それぞれ塗装することで発揮できる効果が少しずつ違います。今回外壁と屋根の塗装効果についていくつかお話していきます。
「屋根塗装の効果」
外壁より太陽光が当たらない面が少ない屋根は強い雨や紫外線で劣化が激しい場所となります。屋根の塗装をすることによりどのような効果を発揮できるのでしょうか。
- 屋根材を保護する→屋根に塗膜を張り劣化をストップさせ紫外線を通さない効果があります。
- 防水機能、遮熱効果を向上させる→塗装をすることで雨水を弾いたり雨の侵入を防ぐ効果があります。また、太陽の熱から外壁材を守る役割も果たします。
- 屋根の強度を強くする→厚い塗膜を形成することで屋根表面が補強されるため、強い風や雪などの負荷に対しても耐性が付きやすくなります。
「外壁塗装の効果」
室内を守る外壁も紫外線に当たりやすい面や日影が多い面で劣化具合は変わってきますが屋根同様に雨が直で当たり野晒し状態で塗装が必要になってきます。
- 美観の維持→家の外観を見るとするなら外壁を見る人がほとんどではないでしょうか?塗装をすることにより外観を美しくさせる効果があります。
- 劣化の防止→チョーキング現象やひび割れを起こさないようにする役割があります。塗膜を張ることで紫外線や太陽の熱、雨から外壁を守ってくれます。
- 汚れや水分から守る→雨水の汚れが外壁に付くことにより美観を損なってしまいます。塗膜で水を弾き汚れもつきにくくさせる効果も備えてあります。
- カビや藻の発生を抑える→日当たりが悪い場所や湿気がある場所にはカビや藻が生えやすく外壁を劣化させる原因の1つになります。防カビ防藻の塗料などがありカビや藻の発生を抑えることが出来ます。
外壁と屋根の塗装についてお話ししました。次回外壁と屋根の同時施工するメリットについてお話していきます。