耐久性の高い塗料と言えばフッ素塗料ですよね。高級なものとして扱われる塗料ですが住宅の外壁塗装ではあまり見かけることはありません。それは価格が高いため選ばれにくくなっているのが理由です。今回はそんなフッ素塗料についてご説明していきます。
フッ素とは特殊な性質からさまざまな用途で利用されます。例えば虫歯の予防に効果があることから歯磨き粉やうがい薬に添加されたり、調理器具や機械部品のコーティング、冷却剤などに幅広く使われています。日常生活に使われているフッ素ですが、その耐久性はどの塗料よりも高く様々な効果があるのです。
フッ素塗料のメリット
・耐久性に優れている…フッ素塗料と言えば耐久性が高い所が魅力的ですよね。紫外線に当たり続けても色褪せにくく劣化や変質が起こりにくいです。その他表面に傷がつきにくい点も塗膜が強いからと言えるでしょう。
・美観が長続きする…塗膜表面は非粘着性のため汚れを弾く効果があります。汚れに強い上劣化の速度も遅いため外壁や建築物の外観を保つのに適しています。
・気温の変化に強い…気温の大きな変化は塗膜にとってストレスがかかりやすいです。フッ素塗料には寒暖差がある環境においても安定した性能があり変質しにくく変形しにくくなっています。
フッ素塗料のデメリット
・一部塗装できない素材がある…プラスチックやゴム、木材やプラスター、一部の金属表面などその他油分が多い素材や多孔性のある素材には密着しづらく塗布することが出来ません。
・価格が高い…高性能なため、製造や取得が高コストであることから他の塗料に比べ高価格になる傾向があります。
有害物質がある…有害な物質を含んでいるため施工時などに放出される可能性があり身体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
外壁を長く保たせることとしてフッ素塗料はとても最適ではないかと思います。特に劣化が他の塗料に比べ遅く、長期間美しい外観を保たせることが出来る所は皆様の理想ではないでしょうか?
今回はフッ素塗料についてメリットデメリットなどお伝えさせていただきました。