前回は艶の多さで耐久性が変わるお話をしました。外壁を彩る塗料には仕上がり方に違いのある塗料が存在し、マットな仕上がりになるものもあればツルツルで滑らかな仕上がりになる塗料もありましたね。今回は艶塗料を選んだ際の注意点についてご紹介していきます。
- 塗装から2~3年で艶が消えてしまう
艶あり塗料は仕上がりを美しくさせることが出来ますが塗料の耐久性とは関係なく艶が早く落ちやすくなります。塗料の耐久性に応じて少しずつ落ちていくわけではないので注意が必要です。
- 屋外だと艶が輝きすぎることがある
艶あり塗料の仕上がりは室内で見た印象と屋外で見た印象では全く違い、屋外では太陽光を想像よりも反射してしまうことがあります。晴れの日など眩しさを感じやすくならないためにもカラーシミュレーションなど事前に行うことが大切です。
この様に艶あり塗料を選ぶ際には注意点があります。事前にどんな仕上がりになるのか確認することで失敗を防ぐことができ、満足のいく工事にすることが大切です。今回は艶塗料の注意点についてご紹介しました。次回は3分艶についてお話していきます。