外壁塗装における艶消し塗料のデメリットと注意点

外壁塗装工事を行う際に、塗料の選択は重要です。艶消し塗料を選ぶ場合、以下に挙げたデメリットや注意点について考慮することが大切です。

 

○汚れやすい立地条件には注意が必要

汚れやすい立地条件では特に注意が必要です。例えば、大通り沿いにある建物の外壁は、塗料の汚れやすさが問題となります。このような場合は、セルフクリーニング機能のついた艶消しのフッ素塗料を選ぶのがおすすめです。

 

○艶消しの色見本は太陽光の下で確認

艶消し塗料の色見本を選ぶ際には、太陽光の下で確認することが重要です。落ち着いた色を選んで塗装を行うつもりでも、実際に塗り替えてみると想像していたよりも明るい色に仕上がってしまうことがあります。実際の外壁に近いものに塗装して、屋外で見る角度を変えてチェックすることをおすすめします。

 

○価格は艶有り塗料より少し高い

艶消し塗料の価格は艶あり塗料よりも高めで1.2倍程度と言われます。これは、艶消し塗料が通常の塗料をベースにして、艶を抑える処理を施しているためです。塗料の価格を考慮しながら適切な選択を行いましょう。

 

○施工実績のある業者に依頼する

艶消し塗料を扱う場合、艶を調整した塗料の特性を理解し、施工を行うことが重要です。艶消し塗料を使う際には、光沢の均一性に関する問題として、「艶ムラ」と呼ばれる現象が発生しやすいことがあります。そのため、施工実績のある信頼できる業者に依頼することが大切です。

 

以上のデメリットや注意点を踏まえて、外壁塗装工事を計画する際には慎重に検討し、適切な塗料の艶を選択することが重要です。