外壁屋根を一緒に工事するデメリット

今回は外壁と屋根の同時施工をするにあたってのデメリットをご紹介していきます。前回は「建物の外観や耐久性を向上させるため」や「トータルコストを抑えるため」という理由でメリットをお伝えしましたが同時施工にはデメリットも存在します。

《外壁と屋根 同時施工のデメリット》

  • 施工期間の延長

外壁、屋根を別々で工事するよりも施工場所や工程が多くなるので施工日数がかかります。工事完了までが長いのでその間、室外機が覆われエアコンが使えなかったり生活に制限がかかるため過ごしづらさを感じる方も多くいらっしゃるかと思われます。

  • コストの増加

1度の工事にかかる費用が高くなります。外壁屋根を同時に施工することにより作業員の人数、使う塗料の量や材料などが増えるため金額も高くなってきます。

  • 業者選びの難しさ

外壁と屋根の両方を同時に施工できる業者を見つけるのはそうそう簡単なものではありません。とはいえ、どちらも施工できるお店は沢山あると思いますが必要なスキルや経験を持つ業者を見極めなければ問題発生に繋がってしまうことがあります。

  • 予期せぬプラスでかかる費用の追加

家全体の工事になりますのでこれまでに気づかなかった劣化現象が出てくることもあります。塗装工事だけでなく修復工事がプラスで必要になり金額が予算より高くなってしまう可能性があります。

ここまで外壁屋根の同時施工した場合のデメリットをお伝えしました。同時施工にもしご興味がありましたら今回のデメリットもメリットと一緒に踏まえた上で工事をして頂けたらと思います。